方針
3本の単位ベクトルを とおく。和が なので、たとえば を平方し、各内積が 、すなわち3方向の角がすべて と示す。(2) は とおき、3辺 に余弦定理を使う。3式の差を で因数分解して距離差を求め、1本の方程式まで減らす。最後に を用いて余分な解 を除く。
解答
(1) とおく。これらはいずれも長さ のベクトルであり、条件より である。したがって であり、両辺の長さの二乗を比べると である。左辺はなので である。よって と のなす角は である。同様に他の2組も をなす。したがって である。
(2) とおく。 であり、、、 である。余弦定理より すなわち である。同様に である。
3式の差をとる。第3式から第2式を引くと であり、 である。また第2式から第1式を引くと より である。 とおくと である。したがって より である。これを に代入すると である。 であり、 も必要なので は不適、よって である。
したがって であり、 である。ゆえに3本の青い単位方向ベクトルの和が になるため、点 のまわりの3角はすべて になる。
総評
難度6、目安時間22分。単位ベクトル3本の和が なら、互いの角がすべて になることが第一の山である。距離計算では余弦定理の3式を正面から連立するより、差を取って 、 とするのが決定的である。採点上は の2候補から、距離が正であるため を除く説明が必要になる。 と の向きを取り違えて とすることが典型的な失点である。