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横浜国立大学 2018年度
理系数学 第2問

問題

を原点とする 空間に点 、および中心を点 とする半径 の球面 がある。平面 上の点 を考える。次の問いに答えよ。

(1) 直線 上の点 に対して と表すとき、 を用いて表せ。

(2) 直線 が球面 と共有点をもつとき、点 の存在範囲を 平面上に図示せよ。

(3) 球面 と平面 の共通部分を とする。直線 と共有点をもつとき、点 の存在範囲を 平面上に図示せよ。

出典:横浜国立大学 2018年度 前期 理系 第2問

方針

解法1

(1) は で表す。(2) は球面との交点条件を の2次方程式の実数解条件に直す。(3) は直線上で となる を先に求め、その点が円 上にある条件を に直す。

解法2

(2)は球の中心から直線 までの最短距離を平方完成で求める。(3)は切り口の円 上の点を角度 で表し、点 からその点へ引いた直線と の交点を直接パラメータ表示する。

解答

解法1

(1)

であるから

である。したがって

である。

(2)

が球面 上にある条件は

である。整理すると

となる。実数 が存在する条件は判別式が0以上であることだから

であり、整理して

を得る。よって存在範囲は楕円 の周上および内部である。

(3)

直線 上で となるには

であり、 である。この点が 上にある条件は、平面 上で

をみたすことである。したがって

である。両辺に を掛けて整理すると

すなわち

である。よって求める存在範囲は楕円 の周上である。

解法2

(1)

より

(2)

とおく。中心 から直線上の点 までの距離の2乗は

ここで

だから

半径が なので、共有点がある条件は

分母は正であるから、整理して

すなわち

(3)

上の点を

と表す。直線 上の点は

であり、その 座標が となるのは

のときである。したがって交点

ここから

逆に を満たす点では であり

とおくと、楕円の式から が成り立つ。よってこの楕円上の全点が実現する。

横浜国立大学 2018年度 第2問の図1

したがって、(2)の存在範囲は外側の楕円の周上および内部、(3)の存在範囲は内側の楕円の周上である。