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横浜国立大学 2019年度
理系数学 第5問

問題

2つの関数

について,次の問いに答えよ。

(1) が最小値をとるときのの値を求めよ。

(2) を満たすの値を求めよ。

(3) 2曲線軸で囲まれる部分を,軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。

出典:横浜国立大学 2019年度 前期 理系 第5問

方針

解法1

(1) は の符号と端点値を調べる。(2) は を消して とする。(3) は囲まれる範囲が であることを確認し, では円板, では中抜きの断面として体積を積分する。

解法2

導関数の符号を位相をずらした余弦で読み、領域を先に図示する。体積は の外側の円板から、 にだけ生じる内側の穴を引く。

解答

解法1

(1)

での停留点は である。端点と合わせて値を比べると

よって最小値をとるのは である。

(2)

だから

したがって である。

(3)

2曲線と 軸で囲まれる部分は にある。 では領域が 軸をまたぐので、回転断面は半径 の円である。 では両曲線が 軸の下側にあり、断面は円環になる。よって

ここで

したがって

解法2

(1)

この符号は で正から負、 で負から正へ変わる。よって前者が極大、後者が極小であり、端点値も0なので

(2)

正の因子 を消去して を解けば

(3)

囲まれる領域は次の色付き部分である。

横浜国立大学 2019年度 第5問の図1

で外半径は である。 では領域が軸をまたぐため穴はなく、 だけ内半径 の穴がある。したがって

積分値は

これらを(1)へ代入して