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横浜国立大学 2024年度 前期 積分・指数・対数理系数学 第1問(1)

次の問いに答えよ。

(1) 定積分0log3e3x+4e2x+exe4x+2e2x+1dxを求めよ。

難易度4/ 10計算量4/ 10目安15

積分指数・対数 置換積分、式変形

方針

u=exとおいて積分区間を変換する。分母を(u2+1)2と見て、被積分関数を三角置換する項と分母の微分で積分できる項に分ける。

解答

(1)
u=exとおくと、dx=du/uであり、x=0,log3はそれぞれu=1,3に対応する。したがってI=13u2+4u+1(u2+1)2du=13{1u2+1+4u(u2+1)2}duである。

第1項でu=tanθとおけば、θπ/4からπ/3まで動き、13duu2+1=π/4π/3dθ=π12となる。また、134u(u2+1)2du=[2u2+1]13=12(1)=12である。ゆえにI=π12+12である。

別解

解法2:被積分関数を微分形として読む

方針

元のxのまま2項に分ける。一方をtanθ=exで定めた角の微分、他方を分数関数の微分として認識し、端点だけを代入する。

解答

(1)
分母は(1+e2x)2であるから、被積分関数はex1+e2x+4e2x(1+e2x)2と分けられる。

0xlog3tanθ(x)=ex,π4θ(x)π3と定める。両辺を微分するとθ(x)=ex1+e2xである。一方、(2e2x1+e2x)=4e2x(1+e2x)2である。したがってI=[θ(x)+2e2x1+e2x]0log3.角の差はπ/3π/4=π/12、分数部分の差は231+321+1=12なので、I=π12+12を得る。

総評

難度4、計算量4。指数置換後に分母が(1+u2)2となることを見抜く標準的な積分である。第一解法は答案として安定し、第二解法は微分形の発見を示す。端点1,3と角π/4,π/3、第2項の符号を必ず確認したい。両解法でπ/12+1/2が一致する。

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出典: 横浜国立大学 2024年度 前期 理系数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。