方針
作図の1段階は、水平移動で直線 に当てた点の座標がそのまま次の 座標になるので、 と読める。収束は を に変形し、誤差が少なくとも半分以下になることを示す。(3)は接線の 軸切片 を(1)の式と同一視し、 を積分して関数形を決める。
解答
(1) は曲線 上の点で、 座標が であるから である。ここから 軸に平行な直線を引くと、直線 との交点は である。さらに から 軸に垂線を下ろした直線は であり、曲線との交点の 座標が である。したがって である。
(2) とすると、(1)よりである。したがって であり、 である。また より であるから、 が成り立つ。
これを繰り返すと となる。右辺は で に近づくので、はさみうちによりである。
(3)
点 における接線はである。その 軸との交点の 座標を とするとこれが (1) の関係に等しいのでしたがって で積分してよって
反復
別解
解法2
方針
反復式を に関する比 で共役変換し、 という明示的な反復へ直す。最後は接線の切片条件を微分方程式として解く。
解答
(1)
から水平に進んで と交わる点は
である。よって次の 座標は(2)とおく。 だから である。(1)からなのでしたがってまただから である。
さらに直接であり、 から(3)
接線の 切片はこれが (1) の右辺に等しいからよって で積分するとしたがって
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中5。作図を正確に座標へ翻訳できれば、(1)(2)はニュートン型の反復として処理できる。誤差評価では を使って割り算の向きが変わらないことを確認するのが大切である。(3)は切片公式の符号ミスが多く、 を接線の式から一度導くと安全。想定時間は12分程度。