方針
(1) は2平面の法線ベクトルのなす角から を出す。(2)は座標軸との切片でできる三角形を明示し、 から最長辺が であることを確認して、最大角が の角だと決める。その角は内積で を求め、 に直す。(3)は だけの一変数評価に落とす。
解答
(1)
平面 の法線ベクトルは であり、平面 の法線ベクトルは である。したがって2平面のなす角 について である。よって である。
(2)
平面と3つの座標軸との交点をとおく。この3点が共通部分の三角形の頂点である。
辺の長さはである。 より であるから、最長辺は であり、最大角はその向かい側の である。したがって とすればよい。
ベクトルを用いると、 であり、 である。よって したがって(3)
(1)(2)よりここで だから である。したがって上の値は 、すなわち のとき最小となる。このとき であり、 である。
座標平面との切片三角形
別解
解法2
方針
平面を と見て傾きから を求める。切片三角形では3辺の長さを求め、余弦定理で最大角を処理する。 から を出し、正接まで整理する。
解答
(1)
平面をと書く。 平面上で最も急に高さが変わる方向の傾きはこれは平面と のなす角の正接なので(2)
三角形の頂点をとする。 より なので、
最大角は である。余弦定理から だから であり、したがって(3) だから、最小は のときである。このとき
総評
難度は10段階中7、計算量は10段階中6。空間図形だが、切片三角形の3頂点を座標で置けばほぼベクトル計算に落ちる。最大角を出す前に最長辺が であることを確認しないと、 の位置が曖昧になる。(3)は の単純な最小化なので、前半の式整理が勝負である。想定時間は12分程度。