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北海道大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験理系(後期)数学 第4問

方程式3x2+y2=3で定まる楕円Eと,
方程式xy=34で定まる双曲線Hを考える。

(1) 楕円Eと双曲線Hの交点をすべて求めよ。

(2) 連立不等式{3x2+y23xy34の表す領域の面積を求めよ。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安22

図形と方程式積分 文字消去面積計算定積分評価

方針

交点では y=3/(4x) を楕円へ代入し、u=x2 と置いて4交点を求める。領域は第1象限と第3象限に同じ形で現れるため、第1象限で楕円上側と双曲線の上下関係を確認して差の表示積分を立てる。円の面積型の原始関数と対数積分を端点で評価し、最後に対称な2領域分を2倍する。

解答

(1) 双曲線上ではy=34xである。これを楕円の式へ代入すると、3x2+(34x)2=3.u=x2 とおけば、16u216u+3=0となるので、u=14,u=34.正負を戻すと、4交点は(12,32),(32,32),(12,32),(32,32).(2) 第1象限では12x32の範囲で、楕円の上側y=33x2が双曲線 y=3/(4x) 以上になる。第3象限にも原点対称な同じ面積の領域があるから、求める面積はS=21/23/2(33x234x)dx.楕円側の積分は1/23/233x2dx=31/23/21x2dx.単位円上の2点(12,32),(32,12)に対応する偏角は π/3,π/6 である。2つの直角三角形の面積はいずれも 3/8 で相殺するため、残る部分は中心角 π/6 の扇形の面積である。よって1/23/21x2dx=12π6=π12.したがって1/23/233x2dx=3π12.一方、双曲線側は1/23/234xdx=34log3/21/2=34log3=38log3.以上から、S=2(3π1238log3)=3π634log3.楕円、双曲線、面積を求めた2領域の位置関係は次図のようになる。

総評

難度6、計算量5。目安時間は22分。交点計算で u=x2 と置き、正負を戻して4点すべてを書く。面積では第1象限の上下関係と積分区間を図で確認し、第3象限分の2倍を忘れない。円の面積型積分では両端の x1x2 が相殺し、対数項では log3=12log3 となることが計算の要点である。

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出典: 北海道大学 2013年度 後期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。