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北海道大学 2026年度 前期日程 第2次学力試験文系数学 第2問

数列{an}は,すべての項が正であり,次の条件を満たすとする。a1=4,an+1(an+1)=2(n=1,2,3,)次の問いに答えよ。

(1) bn=1an+2とおく。bn+1bnで表せ。

(2) {an}の一般項を求めよ。

難易度5/ 10計算量4/ 10目安9

数列 漸化式の変形置換、計算整理

方針

問題で指定された bn=1/(an+2) によって分数型の漸化式を一次漸化式へ直す。得られる式は定数項をもつので、まず固定値 1/3 を見つけ、bn1/3 が等比数列になることを利用する。最後に an=1/bn2 へ戻し、分母を整理する。

解答

(1)
漸化式より an+1=2an+1 である。したがってbn+1=1an+1+2=12an+1+2=an+12(an+2)となる。

ここで an+1an+2=11an+2=1bn であるから、bn+1=12(1bn) である。

(2)
(1)より bn+1=1212bn である。この漸化式の一定値を c とおくと c=12(1c) より c=13 である。したがって bn+113=12(bn13) となる。

また b1=1a1+2=16 であるから、b113=16 である。よってbn13=16(12)n1=(1)n32nとなり、bn=13+(1)n32n=2n+(1)n32n を得る。

したがってan=1bn2=32n2n+(1)n2=2n2(1)n2n+(1)nである。

総評

難度5、計算量4。想定時間は9分程度で、誘導に従って確実に完答したい必答問題である。bn への置換を正しく実行できれば標準的な一次漸化式に帰着する。得点差が出るのは、bn+1=12(1bn) への変形で an+1an+2 の関係を丁寧に扱えるか、また固定値 1/3 との差をとって等比数列として書けるかである。最後の an への戻しでは、符号 (1)n を含む分母をそのまま扱うため、通分を一行ずつ確認すると計算ミスを防げる。

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出典: 北海道大学 2026年度 前期 数学。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。