このときf(x)=(x+2)2,f(x)−(2x+3)=(x+1)2である。放物線と x 軸の接点は (−2,0),直線と x 軸の交点は (−23,0),放物線と直線の接点は (−1,1) である。よって求める面積は∫−2−3/2(x+2)2dx+∫−3/2−1(x+1)2dxである。これを計算して241+241=121となる。
別解
解法2
方針
x 軸との接点を (r,0) と置いて f(x)=(x−r)2 と表す。もう一方の接線の傾きから接点を決め、図で境界の切替点を確認して二つの合同な積分へ分ける。
解答
x 軸との接点を (r,0) とすると、最高次係数が1だからf(x)=(x−r)2.(1)直線 y=2x+3 との接点の x 座標を s とする。接線の傾きが2なのでf′(s)=2(s−r)=2,s=r+1.接点では f(s)=1 であり、直線上でもあるから1=2s+3=2(r+1)+3.したがって r=−2、s=−1 で、f(x)=(x+2)2=x2+4x+4.よって a=4,b=4 である。
直線と x 軸の交点は x=−3/2 である。図の左側では t=x+2、右側では u=−x−1 と置くと、どちらの面積も∫01/2z2dz=241となる。したがって全体の面積は2⋅241=121.
総評
難度4,計算量4。想定時間は10分程度。二つの判別式で係数を決める標準解法と、接点を先に置いて平方形から決める幾何的な解法を示した。面積では境界が x 軸から直線へ切り替わる x=−3/2 を図で確認することが重要である。二つの小領域が同じ ∫01/2z2dz に帰着するところまで見抜くと、計算も短くなる。