方針
直交する 方向を基底とする。十分性を成分で確認し、必要性では との可換性だけで が二方向を混ぜられないことを示す。
解答
とする。両者は直交し、任意のベクトルは と一意に書ける。また なら二方向を別々に伸縮するだけなので、任意の と可換である。
逆に全ての と可換とする。 とおく。 との可換性を に適用するとなので である。同様に を に適用すると となる。よってある に対し必要十分性が示された。
別解
解法2(符号を反転する変換を使う)
方針
は 方向を保ち 方向の符号を反転する。これと可換する一次変換は二方向を混ぜられないことを、像の係数比較で示す。
解答
とする。すると全ての と可換する は特に と可換する。 とおくとよって である。同様に へ適用すると となる。したがってであり、一次性から である。逆向きは二方向の係数を順に掛けるだけなので直ちに成り立つ。
総評
難易度7、計算量5。目安時間は26分である。 が直交することを最初に確認する。必要性では「全ての 」のうち射影2個または符号反転1個を選び、二方向の混合係数が0になることを明示する。行列式は不要である。