(1)
放物線 z=1−x2 を z 軸のまわりに回転して得られる曲面は z=1−x2−y2 である。
点 (t,0,1−t2) における接平面を求める。z=1−x2−y2 では,x 方向の傾きは −2x,y 方向の傾きは −2y であるから,この点での接平面は z−(1−t2)=−2t(x−t) すなわち z=1+t2−2tx である。同様に,4点での接平面は z=1+t2−2tx,z=1+t2+2tx, z=1+t2−2ty,z=1+t2+2ty である。
これら4平面と xy 平面で囲まれる立体を,高さ z の水平面で切る。0≦z≦1+t2 において,4つの平面の内側にある条件は z≦1+t2−2t∣x∣,z≦1+t2−2t∣y∣ である。したがって ∣x∣≦2t1+t2−z,∣y∣≦2t1+t2−z となる。よって高さ z の断面は,一辺の長さ t1+t2−z の正方形である。
したがって体積はV(t)=∫01+t2(t1+t2−z)2dz=t21∫01+t2(1+t2−z)2dz=t21⋅3(1+t2)3=3t2(1+t2)3.よって V(t)=3t2(1+t2)3 である。
別解。断面の形から,この立体は頂点 (0,0,1+t2) を持ち,xy 平面上に一辺 t1+t2 の正方形を底面とする四角すいである。したがってV(t)=31(t1+t2)2(1+t2)=3t2(1+t2)3とも求められる。
(2) u=t2 とおく。0<t<1 より 0<u<1 であり,V(t)=3u(1+u)3 である。これを F(u) とおくと F′(u)=3u2(1+u)2(2u−1) である。0<u<1 では,0<u<21 で F′(u)<0,21<u<1 で F′(u)>0 だから,最小は u=21 で生じる。
したがって t=21 であり,このときVmin=3⋅21(1+21)3=23827=49である。よって t=21,Vmin=49 である。