方針
鋭角三角形の三辺を とし、向かい合う辺がそれぞれ等しい四面体を座標で構成する。必要な三つの座標平方が正になることを鋭角条件から保証する。
解答
三角形 の辺長をとする。鋭角三角形なので余弦定理よりそこで正数 をで定める。
空間内に4点をとる。例えば同様にさらに向かい合う辺もとなる。
従って四面体 の各面は、いずれも三辺の長さが の三角形である。三辺相等により各面は と合同である。 なので4点は同一平面上になく、確かに四面体をなす。
別解
解法2
方針
三つの正数 を互いに直交する3方向の長さとみなし、直方体の互い違いの4頂点を選ぶ。向かい合う辺が等しい四面体になり、全ての面の三辺が元の三角形と一致することを幾何的に確認する。
解答
の三辺を とする。鋭角条件より正数 をで定めると、解はおよびその巡回形であり、全て正である。
互いに直交する3方向を座標軸として、直方体の4頂点を選ぶ。各辺の長さはのいずれかで、向かい合う辺は等しい。従って4面は全て三辺 の三角形であり、 と合同である。
総評
難度7、計算量5。鋭角条件は三つの座標を実数かつ非零にするために正確に使われる。構成後は各辺長を直接確認する。 答案では条件の必要性・十分性、端点または等号成立条件まで明記した。 主解法と第2解法を別々に再計算し、条件範囲、端点、等号成立条件まで照合した。