P の x 座標を t とし、接線を求める。接線と放物線の差は二次式なので、判別式から二交点間の距離を出し、二次式で囲まれる面積公式 AL3/6 を使う。最後は t2 の二次式を最小化する。
解答
P の x 座標を t とする。F(x)=x3+2x2+2 とおけばF′(t)=3t2+4t.従って接線 L はy=(3t2+4t)x−2t3−2t2+2である。これと y=3x2 の交点の x 座標は3x2−(3t2+4t)x+2t3+2t2−2=0の二根である。この二次方程式の判別式はD=(3t2+4t)2−12(2t3+2t2−2)=9t4−8t2+24.u=t2≧0 とすればD=9u2−8u+24=9(u−94)2+9200>0だから、常に異なる二交点をもつ。
二根を r1<r2 とするとr2−r1=3D.接線が放物線より上にある区間での差は 3(x−r1)(r2−x) なので、面積 S はS=3∫r1r2(x−r1)(r2−x)dx=2(r2−r1)3=54D3/2.これは D が最小のとき最小となる。u=4/9、すなわち t=±2/3 のとき D=200/9 だからSmin=541(9200)3/2=72910002.
別解
解法2(放物線の頂点と高さで面積を表す)
方針
接線と放物線の差を、下に開く放物線 h−3(x−c)2 の形で見る。 頂点の高さ h は判別式から求まり、面積はこの標準形を直接積分できる。 最後に t2 について平方完成する。
解答
接点の x 座標を t とすると、接線はL:y=(3t2+4t)x−2t3−2t2+2.接線と y=3x2 の差を Ht(x) とおけばHt(x)=−3x2+(3t2+4t)x−2t3−2t2+2.この二次式の判別式はD=9t4−8t2+24.Ht(x) を頂点形式Ht(x)=h−3(x−c)2と書くと、二根の間隔が 2h/3 である一方、 二次方程式の根の差は D/3 だからh=12D.囲まれる面積はS=∫c−h/3c+h/3{h−3(x−c)2}dx=334h3/2=54D3/2.したがって D を最小にすればよい。u=t2≧0 とおくとD=9u2−8u+24=9(u−94)2+9200.よって t2=4/9 のとき最小となり、Smin=541(9200)3/2=72910002.