初期状態で上下の点の偏角差は90度である。長さを一定にして同方向へ動くのでこの差を保ち、回転角を u として両端を表す。高さ z における線分上の点の軌跡は円になり、その半径の二乗を積分する。
解答
回転角を u とするとP=(cosu,sinu,1),Q=(−sinu,cosu,0)と表せる。実際、上下の点の偏角差は常に π/2 であり、PQ2=1+2=3 は一定である。
線分 PQ 上で高さが z の点はX=(1−z)Q+zPである。その水平座標は(x,y)=(zcosu−(1−z)sinu,zsinu+(1−z)cosu)だからx2+y2=z2+(1−z)2.したがって高さ z の断面は半径 z2+(1−z)2 の円板である。求める体積はV=π∫01{z2+(1−z)2}dz=32π.
別解
解法2
方針
回転角・高さ・中心軸からの比率を3変数とする円柱座標で立体を直接パラメータ化する。 高さ z の通過円の半径を求めた後、半径方向のヤコビアン ρ を含む 三重積分で体積を計算する。
解答
回転角を u とするとP=(cosu,sinu,1),Q=(−sinu,cosu,0).高さ z の線分上の点は (1−z)Q+zP で、その中心軸からの距離を R(z) とするとR(z)2=z2+(1−z)2.u が1回転することで、この点は高さ z の円周全体を通る。 よって囲まれる立体は円柱座標で0≦z≦1,0≦u<2π,0≦ρ≦R(z)と表される。体積要素は ρdρdudz だからV=∫01∫02π∫0R(z)ρdρdudz=π∫01{z2+(1−z)2}dz=32π.