方針
とし、 を原点、 を 軸上に置く。比の条件から である。一般の二等辺三角形のまま と を計算すると が得られ、 となる。三角形 で角の二等分線定理の逆を使う。
解答
とする。 は辺 上になく、である。 が 側の延長上にあると となるため条件を満たさない。したがって は 側の延長上にあり、から である。また は の中点なので である。
, と置き、 とするとである。よってしたがって であり、となる。
点 は線分 上にある。三角形 に角の二等分線定理の逆を適用すると、 は の二等分線である。ゆえにが成り立つ。
三角形 で、点 は角の二等分線の比を満たす。
別解
解法2(単位方向ベクトルの和)
方針
長さを と規格化し、,,, と置く。 は を満たす。 を確かめ、 から へ向かう2本の単位ベクトルの和が と平行になることを示す。
解答
相似によって としてよい。と置き、 とする。 からである。するとよって である。
から へ向かう単位ベクトルの和はここで だから、上式はとなる。2本の単位方向ベクトルの和は、そのなす角の内角二等分線の方向を向く。したがって は を二等分し、である。
総評
既存答案にあった「二等辺三角形だから頂点 は辺 の垂直二等分線上にある」という誤りを除き、一般の二等辺三角形のまま証明した。想定時間は15分前後、難易度は5、計算量は4程度。核心は と であり、三角形 に角の二等分線定理の逆を使うと最短である。