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京都大学 2023年度
理系数学 第4問

問題

次の関数の最大値と最小値を求めよ.

ただし,は自然対数の底であり,その値はである.

出典:京都大学 2023年度 前期日程 一般選抜 理系 第4問

方針

解法1(標準解法)

偶関数なので とおき, の1変数問題にする。まず の範囲を単調性から求める。 を使って が減少することを示し,さらに では が増加することから, の最大・最小がそのまま の最大・最小を与える。

解法2(元の関数を直接微分する方法)

とおいて と見る。,かつ だから となる。偶関数であることと合わせ,端点と原点だけを代入して最大・最小を決める。

解答

解法1(標準解法)

とおくと, より である。さらに とおくと である。

まず の範囲を調べる。 の関数と見ると である。 では であり, だから である。よって となり, で単調減少する。

したがって であり, である。特に である。

次に とおくと, である。よって で単調増加する。したがって が最大のとき最大, が最小のとき最小である。

最大値は ,すなわち のときで である。最小値は ,すなわち のときで

である。

解法2(元の関数を直接微分する方法)

とおくと, である。 は偶関数なので,まず を考える。

では

である。 だから

であり,したがって である。

また明らかに だから

よって

となる。したがって で単調減少し,偶関数であることから最大値は ,最小値は でとる。

であり,また だから

よって最大値は ,最小値は

である。