方針
3回の結果がすべて区間 に入り、かつ両端 が少なくとも1回ずつ出る、という形で を数える。 は に固定して包除で数える。 は差 を固定し、最小値 が から まで動くことを使う。 は を用いて を計算する。期待値は別解として からも確認できる。
解答
(1)
全事象は 通りである。 では、3個の数が に入り、1と がともに現れる。したがって、 に対し特に(2)
は3個がすべて等しい場合だから とする。最小値 は を動く。固定した に対し、3個の数が に入り、両端がともに現れる場合は通りである。よって特に である。
(3)
(2)よりしたがって である。
別解
解法2(最大値と最小値の期待値)
方針
最小値・最大値の同時分布は包除で数える。期待値だけは と、 と の同分布性を使い、最大値の尾の確率から独立に求める。
解答
(1)
全順序列は 通りである。3数が に入り、1と がともに現れる列を包除で数えると、 ではよって特に 、 である。
(2)
は3数がすべて同じ場合なので では最小値を 、最大値を とする選び方が 通りあり、各場合の順序列は通りである。したがって特に である。
(3)
だから である。また札の番号を と入れ替えると最小値と が対応するので最大値についてである。尾の確率の和からよって
総評
3回の復元抽出における最小値と最大値の問題で、目安は22分。両端がともに現れる列を包除で数える。期待値はq(r)からの総和とE(V)-E(U)の2通りで一致を確認する。