方針
とおいて の実部・虚部を計算し、 を消去して放物線を得る。回転後の直線は、元の直線に戻したときの虚部が であることから方程式を立てる。放物線と直線を連立し、 の値で二次方程式の判別式と一次式に退化する場合を分ける。
解答
(1) とおくと である。 とおけば である。したがって を消去して を得る。
よって軌跡は、頂点 、軸が 軸で、 軸の正の向きに開く放物線である。
(2)
点 が回転後の直線 上にあることは、これを角 だけ戻した点が直線 上にあることと同値である。したがって であり、 が の方程式である。
(1) の放物線 を代入すると である。 のとき、これは の二次方程式であり、その判別式は正の定数倍を除いて である。したがって、 なら2点、 なら1点、 なら0点である。
ただし のときは二次方程式ではなく となり、 なので放物線と1点で交わる。
以上より交点の個数はである。特に のときは第1の場合に含まれ、2点で交わる。
別解
解法2(平方完成による交点判定)
方針
放物線と回転後の直線を連立した式を について平方完成する。二次方程式が退化する を先に分ける。
解答
(1) より、 の軌跡は(2)
回転後の直線 は なら となり、放物線との交点は1個である。
のとき放物線を代入し、 の二次方程式として整理すると判別式 はよって交点数は
総評
難度7、計算量6。目安時間は16〜22分。採点ポイントは、 の軌跡を放物線として出すこと、回転した直線の方程式 を正しく立てること、 で二次方程式が一次式に退化する点を別に扱うことです。
誤りやすいのは、 の場合だけで答えてしまうことです。問題は の値で場合分けするので、 や も落とさないようにします。判別式は に対応するため、接するときは です。