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九州大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験理系数学 第2問

一辺の長さが1の正方形OABCを底面とし,点Pを頂点とする四角錐POABCがある。
ただし,点Pは内積に関する条件OAOP=14
およびOCOP=12をみたす。
AP2:1に内分する点をMとし,辺CPの中点をNとする。
さらに,点Pと直線BC上の点Qを通る直線PQは,平面OMNに垂直であるとする。
このとき,長さの比BQ:QC,および線分OPの長さを求めよ。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安24

ベクトル 内積の利用ベクトル成分計算文字消去

方針

OA=aOC=cOP=p とおき、与えられた内積条件をそのまま使う。点 Q は直線 BC 上なので Q=B+u(CB) と置く。M,N を内分点として表し、PQ が平面 OMN に垂直である条件を PQOM=0PQON=0 として、uOP2 を連立で求める。

解答

a=OA,c=OC,p=OPとおく。正方形の一辺は1なので a=c=1,ac=0 である。また条件より ap=14,cp=12 である。

MAP2:1 に内分するので OM=13a+23p である。点 NCP の中点だから ON=12c+12p である。

Q は直線 BC 上にあるので、実数 u を用いて Q=B+u(CB) とおく。B の位置ベクトルは a+c なので OQ=(1u)a+c である。したがって PQ=(1u)a+cp である。 s=p2 とおく。PQ が平面 OMN に垂直であるからPQOM=0,PQON=0である。まず PQ(a+2p)=0 を計算すると 32(1u)+342s=0 である。次に PQ(c+p)=0 を計算すると 1u4+1s=0 である。

後者から s=1+1u4 であり、これを前者に代入すると u=14 を得る。したがって s=2116 であり、OP=214 である。

また u=1/4 なので、QB から C とは反対側にある。よって BQ=14BC,QC=54BC であるから BQ:QC=1:5 である。

総評

難度6、目安24分。文系第1問に近いが、Qが辺BC上ではなく直線BC上にある点であることが重要である。内分点M、Nの位置ベクトルと、PQが平面OMNに垂直である2本の内積条件が主要配点になる。u=1/4 を不適として捨てず、BからCと反対側への外分と読み替えて BQ:QC=1:5 とする。また s=p2 からOPを求める際は正の平方根を取る。図形上の位置確認を最後に置くと符号ミスを発見しやすい。

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出典: 九州大学 2013年度 前期日程 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。