問題
座標平面上の曲線 を考える。上の異なる2点, における,それぞれの法線,を考える。法線との交点をとする。以下の問いに答えよ。
(1) 点の座標をとで表せ。
(2) がに限りなく近づくとき,線分の長さの極限値をで表せ。
出典:九州大学 2017年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問
方針
解法1
,とおくと,曲線上の点は,となり,法線の傾きはそれぞれで表せる。2本の法線を連立して交点を求める。はとして座標の極限を取り,最後に極限位置ととの距離を計算する。
解法2
曲線を と媒介変数表示し,法線の式を で表す。交点から への差を先に計算し, の極限を直接取る。
解答
解法1
(1)
とおく。すると である。曲線の導関数は なので,点における接線の傾きは,法線の傾きはである。したがってにおける法線は である。同様に,における法線は である。
2式を と書いて連立する。であるから,差を取って となる。を用いると である。よって である。これをへ代入すると となる。したがって である。
(2)
のとき,である。したがって(1)の結果から である。なので,極限位置との差は である。よって線分の長さの極限は
である。
解法2
(1)
とする。曲線上の点 における法線は
である。 の2式を引き, を用いると
したがって
(2)
なので
,すなわち とすると
ゆえに長さの極限は