方針
最初の3回の出目について,最大公約数ごとに組数を数える。が決まれば,4回目の出目がの倍数である選び方は通りである。について,出目が1から6に限られることを利用して個数を具体的に求め,最後に全事象で割る。
解答
の最大公約数をとする。がの倍数であるためのの選び方は 通りである。したがって,まずの最大公約数が各になる個数を数える。 となるのは だけなので1通りである。同様にとなるのはだけ,となるのはだけで,それぞれ1通りである。 となるには,がすべて3の倍数であり,すべて6ではないことが必要十分である。3の倍数はの2種類なので 通りである。 となるには,がすべて偶数であり,3つを2で割った数の最大公約数が1であればよい。偶数はであり,2で割るとである。から3個選ぶ全通りのうち,最大公約数が1でないのはとだけである。したがって 通りである。
全体の組数は通りなので,となる組数は である。
以上より,条件を満たすの個数は である。全事象は 通りなので,求める確率は である。
別解
解法2
方針
最大公約数が の組数を,まず「 の倍数だけからなる組」の総数を数え,より大きい最大公約数の組を差し引いて求める。
解答
を がすべて の倍数となる組数, を最大公約数がちょうど となる組数とする。すると大きい から順に差し引くとを得る。例えば最後にである。
最大公約数が のとき, の選び方は 通りである。よって有利な4つ組は通りである。全事象は 通りだから,求める確率は
総評
難度5,計算量5。目安時間は18分。最大公約数を直接扱うより,ごとに最初の3個の組数を分けると整理しやすい。の25通りとの7通りが主な計算箇所で,ここを曖昧にすると総数がずれる。最後にの選択肢を掛ける段階と,全事象で割る段階を分けて書くと採点者が追いやすい。