方針
底をとおき,微分して,さらにを得る。,,で定義域と端点の様子が異なるので,増減,凹凸,切片を場合分けする。(3)はと置き,をに帰着させる。
解答
(1) とおくと,である。なので である。ここでより である。
(2)
さらに微分すると である。 のときは である。したがって単調減少する直線で,凹凸はなく,座標軸との交点は である。 のとき,定義域は である。この範囲の内部でなので であり,単調減少である。また なので,下に凸である。切片は より である。 のときは である。やはりなので,であり,単調減少かつ下に凸である。だから軸との交点はである。一方ででは常になので軸とは交わらない。また のときであるから,軸を漸近線として近づく。
(3) とおくと,のときであり である。したがって である。のときは明らかに極限は1で,これはである。のときは であり,だから,問題文で与えられたの定義より である。
別解
解法2
方針
対数微分により を求め,そこから と を導く。極限は とおいて の定義へ帰着する。
解答
(1) とする。対数微分すると なので(2) さらに では で, と を結ぶ減少直線である。 では 上で単調減少かつ下に凸で,切片は でも単調減少かつ下に凸で, 切片は , 軸とは交わらず, を漸近線とする。
(3) とおくと では でも値は1なので,すべての について極限は である。
総評
難度6,計算量5。目安時間は24分。微分計算そのものは短いが,の範囲によって定義域と端点が変わるため,グラフの説明を丁寧に分ける必要がある。まで整理できると増減は即座に分かり,で凹凸も統一的に判断できる。(3)はの置換で指数の符号が負になる点に注意する。