問題
2つの定数およびに対し,座標空間内の4点を
と定める。以下の問いに答えよ。
(1) 点から線分におろした垂線との交点をとする。の座標を,を用いて表せ。
(2) さらに,点から線分におろした垂線との交点をとする。とがなす角をとするとき,を,を用いて表せ。
出典:九州大学 2017年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第2問
方針
解法1
線分をとパラメータ表示し,垂線の足は方向ベクトルとの内積が0になる条件で求める。(1)で,同様に(2)でを出し,との内積・長さを整理する。分母を共通化すると,最後のが対称な形にまとまる。
解法2
直線 への正射影公式を使って垂線の足を一度に求める。角は射影成分と高さ方向を分けて内積と長さを計算する。
解答
解法1
(1)
点から点へ向かうベクトルは である。線分上の点を とおく。これが点から下ろした垂線の足であるためには, が成り立てばよい。左辺を計算すると であるから である。よって である。
(2)
同様に,点から下ろした垂線の足をとおくと より である。したがって であり である。
ここでとおくと
である。したがって
である。また である。よって
である。
解法2
(1)
, とする。直線 上の点は である。正射影の係数は
したがって
(2)
同様に
よって
水平方向の2成分は互いに逆向きで,その長さの二乗は である。したがって
ゆえに