方針
線分をとパラメータ表示し,垂線の足は方向ベクトルとの内積が0になる条件で求める。(1)で,同様に(2)でを出し,との内積・長さを整理する。分母を共通化すると,最後のが対称な形にまとまる。
解答
(1)
点から点へ向かうベクトルは である。線分上の点を とおく。これが点から下ろした垂線の足であるためには, が成り立てばよい。左辺を計算すると であるから である。よって である。
(2)
同様に,点から下ろした垂線の足をとおくと より である。したがって であり である。
ここでとおくとである。したがってである。また である。よってである。
別解
解法2
方針
直線 への正射影公式を使って垂線の足を一度に求める。角は射影成分と高さ方向を分けて内積と長さを計算する。
解答
(1) , とする。直線 上の点は である。正射影の係数はしたがって(2) 同様によって水平方向の2成分は互いに逆向きで,その長さの二乗は である。したがってゆえに
総評
難度5,計算量5。目安時間は18分。空間図形だが,線分の方向ベクトルに垂直という内積条件だけで処理できる。は対称な形になるので,片方を求めた後にもう片方も同じ手順で出すと計算の確認がしやすい。角の公式ではベクトルの向きを,にそろえ,長さの二乗まで整理してから比を取ると符号ミスを避けられる。