方針
等差数列はである。,,で割り切れる条件をそれぞれ合同式として解き,添字の個数を数える。(3)では積に含まれる7の指数が,7の倍数の個数,49の倍数の個数,343の倍数の個数の和であることを使い,45に初めて到達するを調べる。
解答
等差数列の一般項は である。
(1) が7の倍数である条件は である。なので である。でこれを満たすは であり,個数は である。
(2) がの倍数である条件は である。より である。したがってで該当するものは であり,個数は である。
(3)
積に含まれる7の個数は,が7で割れる回数を合計したものである。したがって,項までにある7の倍数の個数,49の倍数の個数,343の倍数の個数を加えればよい。なお,となるのはなので,今回の最小値付近ではの倍数は現れない。 の倍数である条件は であり,これは である。実際,である。 まででは,7の倍数は の37個,49の倍数は の6個,343の倍数はの1個である。よって7の指数は であり,まだ足りない。 になると,が新たに7の倍数として加わる。したがって7の指数は となる。よって求める最小の自然数は である。
別解
解法2
方針
とし,各 で割れる添字を1つの等差数列として数える。(3)は積に含まれる7の指数を,7・49・343の倍数項の個数の和として評価する。
解答
一般項は である。
(1) を解くと である。600以下ではの85個である。
(2) を解くと である。600以下ではの12個である。
(3) が343の倍数となる最初の添字は である。 までに,7の倍数項は37個,49の倍数項は6個,343の倍数項は1個ある。したがって次の項は なので指数が1だけ増え,よって最小の は である。
総評
難度4,計算量4。目安時間は16分。合同式で添字を数える標準問題である。に直した後,7,49,343の各倍数条件を別々に数えることが重要で,積に含まれる7の指数では49の倍数をもう1回,343の倍数をさらにもう1回数える。最小性はで44,で45と前後を確認すれば明確になる。