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九州大学 2018年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

次で定義される数列を考える。

以下の問いに答えよ。


(1)次の等式が成り立つことを証明せよ。


(2)数列が次の式を満たすことを証明せよ。


(3)を用いて表せ。


(4)数列が次の漸化式を満たすことを証明せよ。


(5)数列の一般項を求めよ。

出典:九州大学 2018年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

解法1

(1) は の置換で を入れ替える。(2) は を用いる部分積分。(3)(4) は指定された導関数を積分して漸化式を作り、(5) で初項から積を展開する。

解法2

(1)(2) で を偶数乗の標準積分へ直すところまでは同じ。(4) では指定された導関数を介さず、 に直接部分積分を行って Wallis 型の漸化式を導く。(5) は二重階乗から階乗へ整理する。

解答

解法1

(1)

と置くと

である。

(2)

だから

と書ける。部分積分により

となる。最後に (1) を用いた。

(3)

積の微分と から

である。

(4)

(3) の に置き換え、 から まで積分する。境界値は両端で0なので

となる。よって

である。

(5)

であり、漸化式を繰り返すと

を得る。

解法2

(1)

置換 により

である。

(2)

定義式で部分積分すると境界項が0になり、

を得る。

(3)

直接微分して

である。

(4)

に対して部分積分を行う。 とすると、境界項は0で

となる。 より

だから

である。

(5)

と見れば

である。ここで

だから

となる。