問題
座標空間において,平面上にある双曲線のうちを満たす部分をとする。また,軸上の点を考える。点が上を動くとき,直線と平面との交点の軌跡を求めよ。ただし,は正の定数とする。
出典:九州大学 2018年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第1問
方針
解法1
双曲線上の点を と置き、直線 を媒介変数表示する。平面 との交点 から を消去し、最後に が与える端点条件を戻す。
解法2
傾きに相当する比 を媒介変数にする。双曲線の条件から と を得て、交点を円の標準的な媒介表示へ直す。
解答
解法1
双曲線 上の点を
と置く。直線 上の点は
と表せる。平面 との交点では だから である。交点を と書くと
となる。
ここで
なので
すなわち
を得る。また より
である。 に対応する点 は含まれ、 に対応する 上の2点は含まれない。
したがって軌跡は、平面 上で中心 、半径 の円のうち
を満たす下半円弧である。
解法2
と置く。、 から
である。直線 と平面 の交点を とすると、解法1と同様に
となる。したがって
である。
が から まで動くと、交点は次の下半円弧を動く。
の下端は含まれる。一方、 は取れないので、直径の両端は含まれない。元の座標に戻すと、求める軌跡は
である。