定積分項は x によらないので、与式を微分して f′(x) を求める。 積分して生じる定数を元の関係式へ戻して決定する。
解答
与式を x で微分するとf′(x)=n(x−1)n−1.したがって、ある定数 C を用いてf(x)=(x−1)n+Cと書ける。このとき∫01f(t)dt=∫01(t−1)ndt+C=n+1(−1)n+C.元の式の定数項を比較するとC=2{n+1(−1)n+C},よってf(x)=(x−1)n+n+12(−1)n+1.
総評
難度は10段階中3、計算量は10段階中3程度。想定時間は6分から10分程度。未知関数を直接探すのではなく、定積分全体を定数 I と置くのが要点である。採点では、I の一次方程式、∫01(x−1)ndxの符号、最後の代入確認が重要である。符号だけが失点箇所になりやすい。