(1) f0(x)=1,f1(x)=x+a である。直交条件 ∫−11f0(x)f1(x)dx=0 より ∫−11(x+a)dx=2a=0 であるから a=0 である。したがって f1(x)=x である。
次に f2(x)=x2+bx+c である。条件 ∫−11f1(x)f2(x)dx=0 より ∫−11x(x2+bx+c)dx=0 である。奇関数の積分は0なので、残るのは b∫−11x2dx=32b=0 であり、b=0 である。
さらに ∫−11f0(x)f2(x)dx=0 より ∫−11(x2+c)dx=32+2c=0 だから c=−31 である。よって a=0,b=0,c=−31 である。
(2)
(1) より f0(x)=1,f1(x)=x,f2(x)=x2−31 である。したがって ∫−11f0(x)2dx=∫−111dx=2, ∫−11f1(x)2dx=∫−11x2dx=32 である。また∫−11f2(x)2dx=∫−11(x2−31)2dx=∫−11(x4−32x2+91)dx=52−32⋅32+91⋅2=458.よって 2,32,458 である。
(3)
まず∫−11cos(πx)dx=[πsin(πx)]−11=0である。また xcos(πx) は奇関数なので ∫−11xcos(πx)dx=0 である。
最後に∫−11(x2−31)cos(πx)dx=∫−11x2cos(πx)dxである。部分積分により∫−11x2cos(πx)dx=2∫01x2cos(πx)dx=2[πx2sin(πx)+π22xcos(πx)−π32sin(πx)]01=−π24.したがって 0,0,−π24 である。
(4) C(x)=cos(πx) と書く。f0,f1,f2 は互いに直交しているので、二乗を展開するとI=∫−11C(x)2dx−2j=0∑2kj∫−11C(x)fj(x)dx+j=0∑2kj2∫−11fj(x)2dx.したがって各 kj は独立に決まり、最小にする値は kj=∫−11fj(x)2dx∫−11C(x)fj(x)dx である。
(2) (3)よりk0=0,k1=0,k2=8/45−4/π2=−2π245である。
また ∫−11cos2(πx)dx=∫−1121+cos(2πx)dx=1 である。最小値は 1−8/45(−4/π2)2=1−π490 である。
よって k0=0,k1=0,k2=−2π245 であり、Imin=1−π490 である。