方針
直線をパラメータ表示して球面とのもう一つの交点を求める。次に直線と平面の交点を計算し,を得る。最後はこの関係を逆に用いて直線の式をの円の方程式へ変形する。
解答
(1)
とおく。よりである。直線上の点はと表せる。これが球面上にある条件はであり,整理してとなる。と異なる交点ではであるからである。
直線上の点をと表す。となる条件からであり,である。したがってである。よってであるからである。
(2)
(1)よりである。したがってであり,これを用いてである。
(3)
点が直線上にあるからである。(2)の式を代入するとである。したがってとなる。平方完成してを得る。であるから,これは同一円周を表す。よって対応する点は平面内の同一円周上にある。
別解
別解(軸を含む平面で2次元化する)
方針
(1) 軸と を含む平面内で考え, として球面の断面を単位円にする。直線 と単位円の交点を2次元座標で求め, の一直線条件から を得る。(2) は方向が変わらないことから成分へ戻し,(3) は直線の式に代入して平方完成する。
解答
(1) とする。 より である。 軸と を含む平面を取り, 方向の座標を ,高さを とする。この平面では直線 は である。単位円へ代入し, でない交点を選ぶと直線 上で高さが から0になる割合はしたがって,その点 の 座標はゆえに であり,(2) 上の断面で と は から同じ向きにある。したがって平面上の成分へ戻すとよってであり,(3) が を満たすので,(2) を代入するとしたがってすなわち だから,これは中心 ,半径 の1つの円周である。
総評
難度6,計算量6。想定時間は22分程度。優先度は「(1)(2) を確保し,(3) で差をつける」。空間図形を座標計算へ落とし, を得るまでが最大の山場である。採点上は から分母が0でないこと, でない交点を選んだことを明記する。(3) は逆の式を代入し,円の中心と正の半径が読める形まで平方完成したい。