方針
回転行列を具体的に書いて積を計算する。直線の像は、変換後の座標を とし、元の直線を表す一次式が何倍になるかを調べる。
解答
(1) 順に掛けると(2)
点 が に移るとするとしたがって元の直線上では であるから、像はよって求める直線は回転後の座標軸が の2つの固有方向になる(直線の間隔は模式的)
別解
解法2(固有方向と通過点)
方針
行列の2つの伸縮方向を見つけ、 回転後に座標軸へ一致することを使う。直線の像は、方向ベクトルの像と1点の像から決める。
解答
(1)
長さ1の2方向を調べるとまた、 は を へ、 を へ移す。したがって、回転後の座標では第1軸方向を8倍、第2軸方向を4倍するのでである。
(2)
元の直線の方向は であるから、 を施しても方向は変わらず4倍される。よって像の傾きも である。
元の直線上の点 の像はしたがって像は を通り、傾きが の直線である。ゆえに
総評
回転による対角化と直線の像を扱う問題。目安時間は15分。直接計算と、2本の固有方向を読む幾何的な方法を独立に示した。(2) は方向だけでなく通過点も確認している。