方針
元の直線を と表し、像の座標を で書く。 を使って を消去し、傾きが に依存しない条件を係数比較する。
解答
(1)
元の直線をと表す。像を とすると よりしたがって像の直線は(2)
この直線は常に を通り、傾きはである。これが によらないためには、ある定数 によってが恒等的に成り立つ必要がある。 の係数と定数項を比べるとよって である。
実際、 なら ならとなり、いずれも によらない。したがって では像の通過点と方向がともに固定される
別解
解法2(1点と方向を移す)
方針
元の直線上の点 と方向 をそれぞれ変換する。像の直線は得られた点を通り、得られた方向に平行である。
解答
(1)
直線 は点 を通り、方向は である。これらの像はそれぞれおよびである。よって像は を通り、この方向に平行だから(2)
方向の傾きが によらないことが必要である。 なら ならしたがって、この2値では像の方向が固定される。
逆に傾きが一定なら、異なる2つの の値を代入して差を取ることにより が従う。よって必要十分な値は
総評
1次変換による直線の像と、パラメータに依存しない条件を扱う問題。目安時間は16分。媒介変数の消去と、直線上の1点・方向の像を使う方法を示し、 の必要性と十分性を確認した。