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大阪大学 2006年度 前期日程 第2次学力試験文系数学 第2問

自然数mn0<a<1を満たす実数aを,
等式log26=m+1n+aが成り立つようにとる.

以下の問いに答えよ.

(1) 自然数mnを求めよ.

(2) 不等式a>23が成り立つことを示せ.

難易度4/ 10計算量3/ 10目安12

指数・対数方程式・不等式 範囲評価、不等式評価、計算整理

方針

まず 22<6<23 から m を決める。残りは log262=log2(32) なので,n+a=1/log2(32) と分かる。0<a<1 より n はこの数の整数部分で決まる。最後の a>23 は小数近似を使わず,対数の不等式を指数の不等式 (32)5<23 に直して示す。

解答

(1) 22<6<23 より 2<log26<3 である。与式は log26=m+1n+a で,n は自然数,0<a<1 だから n+a>1 であり,0<1n+a<1 である。したがって mlog26 の整数部分であり,m=2 である。

このとき 1n+a=log262=log232 だから n+a=1log2(32) である。ここで (32)1<2,(32)2=94>2 より log232<1,log232>12 である。したがって 1<1log2(32)<2 となる。0<a<1n は自然数なので n=1 である。

(2)
(1)より a=1log2(32)1 である。a>231log2(32)>53 と同値であり,log2(32)>0 だから log232<35 と同値である。これはさらに 32<235 すなわち (32)5<23 と同値である。実際に (32)5=24332,23=8=25632 であるから (32)5<23 が成り立つ。よって a>23 である。

総評

対数の整数部分と小数部分を読み取る問題である。目安は12分程度。n+a の範囲を 1<n+a<2 として n=1 を決める流れを明確にするとよい。(2)は近似値で済ませず,log2(32)<35(32)5<23 に直すと答案として強い。

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出典: 大阪大学 2006年度 前期 文系 数学。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。