方針
(1) は底を2にそろえ、底が1未満の対数に由来する不等号の反転を確実に処理する。条件を に直した後、 ごとに順序対 を数える。(2)は を3で割った余りが の偶奇だけで決まることを用いる。
解答
(1)
底を にそろえるとである。したがってより は増加関数だから、条件はと同値である。
ごとの順序対 の個数は次のようになる。よって条件を満たす出方は通りである。全事象は 通りだから、求める確率はである。
(2)
より3個の指数のうち奇数であるものの個数を とするとこれが になるのは または 、すなわち がすべて偶数、またはすべて奇数のときである。
偶数の目も奇数の目も3個ずつあるから、有利な出方は通りである。したがって求める確率はである。
総評
難度4、目安時間16分。(1)は底が1未満の対数をそのまま比較せず、底2に変換して符号を見える形にするのが安全である。 の26通りは、和が2から8となる個数を並べると検算しやすい。(2)は余りを指数の偶奇へ翻訳すると、全偶数・全奇数の2場合に直ちに絞れる。