方針
を独立な基底として4点の位置ベクトルを表す。同一平面条件を2方向の一次結合で書いて係数比較し, と の関係を得る。(2)は角度条件を内積へ変換して に代入する。
解答
(1) とおく。3ベクトルは一次独立であり,と表せる。
4点の共面条件から, を満たす実数 があってと書ける。 の係数を比較するとである。これらと を用いて整理するとを得る。
(2)
条件からである。 よりとなる。 を代入するとだからである。両値は指定範囲内にある。
別解
解法2(基底座標で平面方程式を立てる)
方針
を座標軸とみなし, を通る平面の方程式を と置く。点 の代入だけで を求め,後半は内積条件を一度に整理する。
解答
(1)
を基底とする座標ではである。 を通る平面をとおく。 の代入から ,さらに の代入からを得る。よってである。
(2) とおくとである。したがってとなる。 を代入すれば だからである。
総評
難度6、計算量6。想定時間は20分程度。空間内の4点が同一平面上にある条件を,独立な3ベクトルの係数比較または基底座標の平面方程式へ翻訳するのが核心である。内分比では , の係数を逆にしないこと,(2)では角度から得る3つの内積の符号を確認することが重要である。最終値 を元の範囲へ戻して検算する。