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東北大学 1983年度 前期日程 第2次学力試験文系数学 第2問

空間内の4点O(0, 0, 0),A(0, 1, −1),
P(−2t, 0, 0),Q(t, t+1, t−1) (t≠0)を考える.
3点O,P,Qを通る平面が3点A,P,Qを通る平面に垂直になるようにtを定めよ.

難易度5/ 10計算量4/ 10目安16分

ベクトル ベクトル成分計算、内積の利用、座標設定

方針

2平面に垂直なベクトルを、それぞれ平面内の2方向との内積が0になるように求める。平面が垂直である条件は、2本の法線ベクトルの内積が0であること。

解答

平面 OPQ は x 軸を含む。点 Q も通るので、法線ベクトルをn1=(0,t−1,−t−1)と取れる。

平面 APQ 内の方向ベクトルはPA→=(2t,1,−1),PQ→=(3t,t+1,t−1).この2本と直交するベクトルとしてn2=(2,−2t−1,2t−1)を取れる。

2平面が垂直である条件はn1⋅n2=0.したがって(t−1)(−2t−1)+(−t−1)(2t−1)=0,2−4t2=0.t≠0 も満たすからt=±12である。

共通直線 PQ のまわりで2平面が直交する

別解

解法2

方針

2平面の方程式を直接作り、各方程式の x,y,z の係数を法線ベクトルとして読む。係数ベクトルの内積を0と置く。

解答

平面 OPQ は(t−1)y−(t+1)z=0である。

平面 APQ は、点 P=(−2t,0,0) を通り、法線を(2,−2t−1,2t−1)と取れるので2x−(2t+1)y+(2t−1)z+4t=0である。点 A,P,Q を代入すれば、いずれもこの式を満たす。

2平面の法線の内積を取ると(0,t−1,−t−1)⋅(2,−2t−1,2t−1)=2−4t2.したがって垂直条件は2−4t2=0であり、t=±12となる。

総評

空間の2平面の垂直条件を法線の内積へ直す問題である。目安時間は16分。te0 により点 O,P,Q が平面を定めることも確認する。法線の構成と平面方程式の2通りで t=±1/2 を照合した。

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出典: 東北大学 1983年度 前期 数学。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。