方針
を既約分数で表し、 から を導く。範囲条件で を絞る。
解答
とおく。ただし は互いに素な自然数である。条件 からまた素因数分解の一意性と より、ある整数 を用いてと書ける。
なら を満たす整数 はない。したがって である。また より だから、 となる候補だけを調べればよい。したがっていずれも元の大小関係を満たし、である。
別解
解法2:素因数の指数ベクトルを比較する
方針
の各素因数の指数を並べる。 が有理数なら指数ベクトルが 倍になるので、分母 は の全指数の最大公約数を割る。この条件で を直接分類する。
解答
整数 の素因数分解をとする。 を既約分数とすれば だから、 における の指数を としてがすべての で成り立つ。よって は全ての を割る。
より では素因数の指数の最大公約数が1なので となる。しかし に反する。残る候補を調べる。したがって求める組はである。
総評
難度6、計算量4。有理対数を整数のべきの関係へ戻す問題で、想定時間は25分程度。同じ底のべき表示と素因数指数の比較の2方法で候補を尽くした。 から 、また指数の分母が1では不可能であることが絞り込みの要点である。