方針
高さ で切り、線分 上の点を と の内分点として表す。 は上の水平線分、 は下の円板を動くので、切り口は半径 の円板を長さ の水平線分に沿って動かした図形になる。これは長方形と2つの半円からなる図形として面積を出し、最後に で積分する。
解答
直線 上の点 は と表せる。また 上の点 は と表せる。
線分 上で高さが である点は、 に対して と書ける。したがってその 座標は である。
ここで は半径 の円板を動き、 は を満たす水平線分を動く。したがって切り口 は、半径 の円板を長さ の水平線分に沿って動かして得られる図形である。
これは、縦の幅 、横の長さ の長方形に、半径 の半円2つを付けた形である。よって面積は すなわち である。
体積 は切り口の面積を高さ方向に積分してである。計算するとであり、である。したがって である。
別解
解法2:切り口を長方形と二つの半円へ分解する
方針
高さ の点を線分の内分表示で表す。切り口は半径 の円板を長さ の線分に沿って平行移動した競技場形になるため、長方形と円に分解して面積を積分する。
解答
直線 上の点と円板 上の点をとする。線分 上で高さ の点はだから、その 座標は は半径 の円板を動き、 は長さ の水平線分を動く。よって は、縦 、横 の長方形に、半径 の半円2個を付けた形である。
したがって体積は
総評
難度は10段階中7、計算量は10段階中6。立体を頭の中だけで捉えるより、高さ の切り口を内分点で表す方が確実である。切り口は単なる円ではなく、円板を線分に沿って動かした形なので、長方形と2つの半円に分けて面積を出す。試験場では20分程度で、 で円板、 で線分になることを確認すると式の妥当性を検算できる。