方針
まず点 を で移し、その結果に を作用させる。第1成分が0で第2成分が になる条件を成分ごとに立てる。 では第2成分が0になってしまうため除外でき、第1成分から を得る。候補の を2つに絞り、それぞれ第2成分で を決める。
解答
点 を で移すと である。これに を作用させるとである。したがってである。
これが に等しいので が成り立つ。第2式より である。したがって第1式から である。 でこれを満たすのは である。 のときであるから、第2式は となり、 である。 のとき であるから となり、 である。
よって求める組はである。
別解
解法2
方針
と置く。像の条件は となり、恒等式 と合わせれば と が直接決まる。最後に から を復元する。
解答
とおく。点 を で移した像はだから、条件は第2式から なので である。一方よって である。また から のもとでは のときしたがって である。
のときしたがって である。
以上より
総評
合成変換を成分で追う基本問題。 の第2成分には行列の下段の係数2が効いて になる点に注意する。第1成分だけを見ると もありそうに見えるが、第2成分が であるため と先に確認することが大切である。候補の角を2つ出した後、それぞれ符号を間違えずに を決める。 成分比較と和差変数 の2方法で候補2組を漏れなく確認した。