方針
最初の交点は の2系列の正の解を比較して決める.最初の交点までの上下関係を確認した後,面積を表示積分で求める.極限は を用いてはさみうちする.
解答
模式図().最初の交点までは である.
(1)
交点では である。したがって または である。正の解はそれぞれ および である。最小候補は である。より なので,最初の交点の座標は である。
(2)
とおくと,であり,である。したがってのすぐ右ではである。最初の交点までは上下関係は変わらないため,囲まれた部分の面積はである。とおくと である。したがってである。よって である。
(3)
(2) より である。これを と書く。
とおくと,のときである。また だから である。したがって である。
別解
解法2((1):積和公式で最初の交点を決める)
方針
を積に直すと,2種類の零点が同時に見える.各因子の最小の正の零点を比べるだけで が決まる.
解答
積和公式によりしたがって正の交点候補はから生じる.それぞれの最小の正の解は ではだから,最初の交点の 座標はである.また では2つの因子がともに正なので, も同時に確認できる.
総評
難度6、計算量6。の2系列のうち,最小の正の解がどちらから来るかを比較するのが入口である。面積では最初の交点まで上下関係が変わらないことを確認し,を使って積分値を整理する。極限は近似名を使わず,で押さえると高校範囲で完結する。目安時間は22分前後。
面積積分では最初の交点までの上下関係を積和公式でも確認できる.極限はテイラー展開に頼らず ではさみうちする.