方針
とおき,まず における方程式の解の個数を数える。その後, なら は1個, なら に は2個対応することを使って戻す。(2) は の符号と単調性・凸性を区間ごとに調べる。
解答
(1)
とおくと, に対して である。方程式は となる。
の範囲では, は から まで動く。この範囲で となるのは のときである。したがって である。
, はどちらも にあるので,それぞれに対して の解は2個ずつある。よって解の個数は である。
(2)
同じく とおくと,方程式は である。そこで とおき, で零点の個数を調べる。
まず である。またであり, である。したがって に少なくとも1つ零点がある。
この区間を含む では である。 では なので である。よって は増加関数であり, はこの区間で一度減少してから増加する形になる。したがって における零点は,端点 と,その後の1個だけである。
次に では であり,両方が同時に0になることはない。したがって であり,零点はない。
最後に では であるから, は単調減少する。また である。したがって には零点が1つだけある。
以上より, の解は の合計3個である。 は の1個だけを与え,残り2つの解は にあるので,それぞれ を2個ずつ与える。
したがって の解の個数は である。
に置き換えた零点の配置
の端点解と、区間内部の2解を の個数へ戻す。
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中5。目安時間は25分程度で、 に置き換えた後、 の解の個数と の解の個数を区別することが重要である。(1) は単純だが、各 が2個の に対応する点を忘れやすい。(2) はグラフの概形を符号と導関数で丁寧に押さえる問題で、特に が端点解として1個の しか与えないことが最終個数に影響する。