方針
直線はすべて傾きで平行である。
共有点の座標はとなるが,どちらがかを決める必要がある。
近い方の交点を選び,領域の境界を確定する
とおくと。
はの交点で,からまで放物線上を動く。
通過領域は,両端の線分と直線,この放物線の弧で囲まれる。
点とを結ぶ線分は互いに平行なので,線分同士が交差して重なることはない。
上側の弧を水平な線分に置き換えると台形になる。その面積から,水平線と放物線の間の面積を引く。
解答
(1) より,の方程式は放物線との共有点ではすなわちである。
実数の共有点をもつ条件はであり,問題の制限を合わせると(2) とおく。であり,共有点の座標は。
放物線上の点ととの距離はである。分子はすべての実数で正であり,での値は
となる。
よってではの交点の方が近く,では共有点は一つである。
したがって両端では線分はすべてに垂直で,がからへ動くと,は放物線のからまでの弧を動く。
この弧とで囲まれる領域が求める通過領域である。
台形の平行な二辺とその間の距離はしたがって台形の面積はである。
ここからとの間の面積を引くと
別解
別解・背景
方針
縦の切り口で三つの積分に分ける。
解答
領域の下側の境界はで,上側の境界はで切り替わる。
両端の直線は,なので上側と下側の境界が切り替わる位置を,それぞれの端点の座標から決めている。
総評
近い方の交点を距離で選び、平行な線分が作る領域の境界を確定する。