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東北大学 2026年度 後期日程 第2次学力試験文系(後期)数学 第4問

関数f(x)とg(x)を次のように定める。f(x)=6x3−15x2+8x−15,g(x)=−16x2.座標平面上の曲線y=f(x)をCとし,放物線y=g(x)をC′とする。
点(0,f(0))における曲線Cの接線をℓとし,ℓの方程式をy=ax+bとする(a,bは実数)。
直線ℓと曲線Cの共有点のうち,点(0,f(0))と異なるものをP(p,f(p))とする。
また,直線ℓと放物線C′の共有点のうち,x座標が正のものをQ(q,g(q))とする。以下の問いに答えよ。

(1) a,b,p,qの値を求めよ。

(2) 曲線Cと曲線C′の共有点は点(1,−16)のみであることを示せ。

(3) 次の連立不等式の表す領域の面積Sを求めよ。{x≧0,y≦ax+b,y≧f(x),y≦g(x).

難易度5/ 10計算量6/ 10

微分、積分、図形と方程式 接線・法線、場合分け、面積計算

方針

面積は,先に領域の上側と下側を決めてから積分する。
yの上限が二つあるので,上側はℓとC′のうち低い方となる。

解答

(1) f′(x)=18x2−30x+8より,接線はy=8x−15。よってa=8,b=−15.f(x)=8x−15は3x2(2x−5)=0だから,x=0以外の交点についてp=52.g(x)=8x−15は16x2+8x−15=0で,解は3/4,−5/4。正の方を取りq=34.(2) f(x)−g(x)=(x−1)(6x2+7x+15).二次因子の判別式は49−360<0で,最高次係数は正なので,すべての実数xで正である。
よってf(x)=g(x)の実数解はx=1だけで,f(1)=g(1)=−16。
したがって共有点は(1,−16)のみ。

(3) f(x)≤g(x)はx≤1と同値であり,0≤x≤1ではf(x)≤8x−15も成り立つ。
またg(x)−(8x−15)=−16(x−34)(x+54).よって上側は0≤x≤3/4で8x−15,3/4≤x≤1でg(x)である。
したがってS=∫03/4(15x2−6x3) dx+∫3/41(−6x3−x2−8x+15) dx=837512+12011536=2912.

別解

別解・背景

方針

主解と異なる見方による補足。

解答

0≤x≤1で,接線とCに挟まれる面積は∫01(15x2−6x3) dx=72.3/4≤x≤1では,この領域のうちC′より上の部分を除く。
その面積は∫3/41(16x2+8x−15) dx=1312.よってS=7/2−13/12=29/12となる。

差し引く部分が本当に元の領域に含まれることは,f(x)≤g(x)≤8x−15を確かめて保証する。

総評

領域の上端は二つのグラフのうち低い方である。交点を求め、大小関係が変わる位置で積分を分ける。面積を差し引く別解でも、引く部分が元の領域に含まれることを確認する。

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出典: 東北大学 2026年度 後期日程 数学(文系)(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。