方針
三つの内積を別々に最大化することはできない。まずとおき,球面の条件
を使って,和全体を簡単にする。
解答
(1) とおく。よりであり,他の二つも同様に計算すると内積の不等式から等号はがに平行なときに成立する。したがって(2) (1)よりはと同値である。この平面への原点の垂足はなので切り口は円であり,より,半径は(3) とおくとだから内積の不等式より両端の等号はで成立する。よって
別解
別解・背景
方針
主解と異なる見方による補足。
解答
平面上ではなので,とおく。よりしたがってはのときに実現する。
これをと連立すれば,答案と同じ二点を得る。
この方法では円の半径を(3)の計算に持ち込まず,球面と平面の条件を直接使っている。
距離そのものを展開して二次式を最大化するよりも,を先に使う方が計算を短くできる。
総評
内積の和を整理すると、座標の和を調べる問題になる。球面全体では等号が成り立つ座標を確認し、平面上では切り口の円の中心と半径を先に求めると、距離の最大・最小を見通せる。