方針
法線方向 と距離条件を合わせ、上側の点 を媒介表示する。
では となるので、同じ高さでの2曲線の水平距離を積分する。
解答
放物線 の点 における接線の傾きは である。したがって法線方向のベクトルとして を取れる。このベクトルの長さは である。
条件(ハ)では、 と の距離が である。 だから であり、条件(ロ)の を満たす側は上向きの法線方向である。したがって である。よって となる。これが の媒介変数表示である。
ここで 上では であり、 に対して は0から1まで動く。したがって と見ると、 の 座標は である。一方、放物線 の右側の枝は である。
よって、 と で囲まれた面積 はである。計算するとであり、 である。したがって である。
別解
解法2(境界に沿う積分)
方針
の媒介表示までは法線条件から求める。
囲まれた領域の面積を、放物線と のそれぞれに沿う積分値の差として計算する。
解答
法線方向 と距離条件からである。両曲線は と を共有する。
放物線 を から へ進むと を同じ向きに進むと2本の境界を逆向きに結んだ閉曲線について、縦帯の面積は
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中5程度。想定時間は18分から24分程度。法線方向の単位化を距離条件と合わせて、 の媒介変数表示を正確に出すことが中心である。採点では、法線方向 、上側を選ぶ条件 、 の 座標が になること、水平幅の積分が重要である。曲線を の関数として無理に消去するより、 と見て面積を出す方が短く確実である。
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