方針
点は曲線上を動くので,出発点から現在位置までの道のりを曲線の長さで表す。 を求めると, が平方になり,弧長要素が に簡単化する。速度の 成分が常に正または0なので, は1から増加する向きに動く。速さが だから道のりは である。(2)は速度の向きが接線方向であることから,接線の傾きが になる を求め,(1)へ代入する。
解答
(1)
曲線は であるから である。したがって弧長要素はである。根号内を整理するとであるから, ではとなる。
速度の 成分は常に正または0なので, は出発時の から増加する向きに動く。よって出発点から までの道のりはである。
一方,速さは であるから,出発してから 秒までの道のりは である。したがって求める関係式は である。
(2)
速度ベクトルは曲線の接線方向を向く。 の 成分は非負であるから, と平行になるためには接線の傾きが であればよい。よって を解く。 とおくと であり, を得る。これを因数分解すると である。 だから である。
(1) の関係式に を代入すると である。したがって であり, だから 秒後である。
総評
曲線上の運動を,弧長と接線方向に分けて処理する問題である。目安時間は18分。 を求めた後,弧長要素が にきれいに整理される点が計算の中心である。速度の 成分が非負という条件により,出発点から が増える向きに積分できる。(2)では平行条件を接線の傾き に直し, を(1)へ戻す流れを明確に書くとよい。