方針
の 座標を とおくと である。線分 上の点を 座標で表し、 軸のまわりに回転したときの断面半径の2乗を として積分する。最後は得られた を平方完成して最小値を読む。
解答
点 の 座標を とおく。 は 平面上の放物線 上にあるから である。
点 と を結ぶ線分上で、 座標が の点を考える。 に対して、この点は である。これを 軸のまわりに回転すると、 で切った断面は円であり、その半径の2乗は である。
したがって体積はである。 と見て計算するとよって である。ここで は の 座標である。
さらに だから、最小値は のときにとり、 である。
別解
解法2:平面ベクトルの補間公式で積分する
方針
線分 の 成分を二つの平面ベクトルの一次補間と見る。二乗ノルムの積分公式を展開して確かめ、断面積を一度に積分する。
解答
、 とする。 平面内の二つのベクトルをとおく。線分上で 座標が の点の 成分はである。したがって回転断面の面積は、その長さの2乗に を掛けたものである。
展開して積分すると、任意の平面ベクトルについてここでよってさらにだからであり、 のときに等号となる。
総評
難度6、計算量6、目安時間17分。線分上の 座標を正しく補間し、回転断面の半径の2乗が であることを使う。座標の直接展開と平面ベクトルの二乗ノルム積分で を照合した。積分、平方完成、最小値は全て表示数式で追える。