方針
円の直交条件を中心間距離の平方で表す。(1)は2円に対する式の差から根軸 を得る。(2)は を座標軸にして中心と半径の関係を求め、A,Bの円に対する方べきの符号を比較する。
解答
の中心、半径を とする。2円が直交する条件はである。
(1) の式を引くと両辺は点 の に対する方べきであり、これらが等しい点の軌跡は共通弦 を含む直線である。従って は直線 上にある。
(2) の中点を原点としと置く。 の中心は の垂直二等分線上にあるから 、半径は(1)
より と置ける。直交条件から従って点A,Bの に対する方べきはそれぞれ なので2つの符号は反対である。よって一方は の内側、他方は外側にある。
総評
直交円の中心条件を方べきへ変換する難問で目安は20分。中心が根軸上にあることと、半径が実数であるため となることを使う。 条件の根拠、途中式、等号・極限・端点の扱いまで答案に明記すれば、採点者が検算できる完答になる。