方針
条件 から とおき、残り4条件で をすべて で表す。すると も の一次式になり、与えられた積分は の2次関数になる。最後は平方完成で最小となる を決め、係数を戻して を得る。
解答
である。条件 より である。
まず について条件を使う。 より であり、 より である。この2式を解くと である。
次に について、 より であり、 より である。この2式を解くと である。
したがって であり、 である。
ここで積分値を とおく。まずであり、同様に も展開して積分すると となる。平方完成して である。したがって最小となるのは のときである。
このとき であり、 である。よって求める関数は および である。
積分値は1変数の放物線
別解
解法2
方針
条件から全係数を で表した後、二階導関数を の部分と の部分に分ける。交差項が消えることを使えば積分値を展開せず平方完成できる。
解答
条件を解くと とおけばここで交差項の係数はまたであり、 のときの二乗積分は48である。よって最小は で生じる。このときだから
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中6。目安時間は18分。採点ポイントは、 を軸に全係数を1文字で表すこと、二階導関数を正しく作ること、積分値を まで整理することである。誤りやすいのは、 の符号、 の係数、また最小化後に を戻し忘れることである。