方針
放物線上の2点を , と置く。直線 の傾きは なので、条件から が決まる。あとは を用いて中点と辺 の方向を表し、正三角形の第3頂点を「中点から に垂直な方向へ 倍進む点」として座標化する。その点が再び 上にある条件から を求め、最後に を出す。
解答
, とおく。 であるから であり、直線 の傾きは である。これが に等しいので、 である。 とおく。このとき であり、辺 の長さは である。また中点 は である。ここで だから、 である。
正三角形の第3頂点 は、中点 から に垂直な向きへ だけ進んだ点である。向きを または で表すと、と書ける。
この点も放物線 上にあるので、が成り立つ。右辺を展開するとであるから、両辺を整理して すなわち を得る。 より だから、 である。したがって であり、正三角形の一辺の長さは である。
条件・検算
傾きの分母が0でないことは正三角形の辺なので保証される。得られた を戻すと第3頂点も放物線上にあり、辺長は向きの符号によらず となる。
総評
難度6、計算量5。目安時間は18〜22分。傾き条件から が一瞬で決まるため、残る自由度を だけに絞るのが入口である。正三角形の第3頂点は、辺の中点から垂直方向へ進む形で表すと符号の2通りも自然に処理できる。計算上の注意点は、中点の 座標で を と取り違えないこと、また最後に必要なのは ではなく であること。答案では が で不適である点も明記したい。