方針
曲線を で と媒介表示する。接点の 座標を として接線と曲線を連立すると、接点以外の交点の 座標は になる。(2)は三角形を行列式で、曲線を含む領域を に関する通常の定積分で求める。(3)は2ベクトルの内積、(4)は直角三角形の斜辺を使う。
解答
(1) とおく。曲線上では だから より、 における接線の傾きは である。この接線と曲線上の点 を連立するとを得る。左辺はと因数分解できるので、接点以外の交点では である。したがって同じ関係を に用いると、次の交点の 座標は だから(2)より直線 と直線 をそれぞれ で表すとである。したがって領域を水平に切るとよって(3) が直角である条件は、(2)の2ベクトルの内積が0となることである。よって だから(4) (3)では が直角三角形の斜辺であり、外接円の直径になる。 を代入すると である。したがって外接円の半径の二乗は であり、その面積はである。
正規化座標では と固定される。
別解
解法2(座標を正規化して面積比を固定)
方針
とし、 で正規化する。曲線は 、3点は となり、面積比は によらず固定される。(3)(4)は角を保たない変換なので元の座標へ戻す。
解答
(1) とする。接点の 座標を とすると、
接線と の接点以外の交点は となる。
したがって(2) 正規化座標を用いると、曲線と3点はになる。三角形の面積は2本の接線は 、 であるから元の座標への変換はすべての面積を同じ倍率 にするので(3) 角度はこの正規化では保存されないので元へ戻る。内積を0とすると であり、(4) このとき が外接円の直径で、よって外接円の面積はである。
総評
難度7、計算量7。想定時間は30分程度。接線とのもう一つの交点の 座標が常に接点の 倍になることを最初に確立すれば、以後の座標は短く出せる。面積 は曲線の正の枝と折れ線で囲まれるため、 で水平断面の右境界が変わる。